法律違反?犯罪?探偵が守るべきこと

個人情報保護法と探偵業

個人情報保護法は、個人情報を守るために作られた法案ですが、きちんと理解されている方が少ないのが現状かと思います。

個人情報の保護に関する法律の第一条に「個人情報保護法案の目的」として法律で定められています。
内容を要約すると、「個人情報を取り扱う業者に対して、国や地方団体の責務を定め、個人の情報を保護する事を目的としている」ということになります。
つまり、個人情報保護法は「取り扱い業者」に対して施工されているものであり、業者に預けられている個人情報をきちんと守ってくださいね、という法律なのです。
(ここでいう「取り扱い業者」とは、クレジット会社や通信会社などの、多くの個人情報を取り扱っている会社を指します。)
ですので、探偵が個人情報を調査する事は、この法律に違反している事にはならないのです。

実際の調査の実態

では、実際探偵はどのように個人情報を収集し扱っているのでしょうか?

聞き込みの際の身分証明
身分を明らかにせず聞き込み調査をした場合違法と評価されますので、(判例で認められている)探偵は、きちんと身分を証明してから聞き込みをする必要があります。

調査の目的の明示
第十七条でも定めれていますが、不正な手段や嘘をついて積極的に個人情報を得る事は法律違反になります。

依頼者の名前の明示
依頼者との関係に「守秘義務」がありますので、契約の際に確認を取った上での判断となります。

調査対象への情報通知義務
取得した情報は、本人への通知および公表することを原則としています。(法第十八条)
しかし、利用目的を公表している際、通知しなくてもよいという場合もあります。